Category: フェブラリーS考察
フェブラリーS 考察1
フェブラリーS考察
此処からはインティが出走してきます。とにかく東海Sまで競馬内容が秀抜でした。スタートは早いし上がりは最速で上がるし時計は早いし…ただ、此処までは稀にいる強いダート馬という印象で前走は条件戦からのいきなりのG2でしたからね…どうかなという印象でした。個人的にはチュウワウィザードもかなり評価をしていた1頭でしたし…結果はご存知のとおり…ではその東海Sはどれくらいの内容だったのかを見ていきたいと思います
東海S
レースラップ
13.0-11.2-12.7-12.3-12.3-
12.4-12.4-11.6-11.9
前半49.3
後半48.3
1着インティ
走破時計:1.49.8
位置取り:1番手
上がり:35.9
2着チュウワウィザード
走破時計:1.50.1
位置取り:4番手
上がり:35.8
一見レースラップは後傾戦にも見て取れそうも、これはそうでは無くインティが異質であったと言って良さそう。他馬はインティの上がりより1秒以上も遅くインティが1頭で後傾ラップに書き換えた形…上がりはチュウワウィザードより0.1遅い上がりも位置取りを考えればどちらが実質的な最速上がりを出しているかは明白…
また勝ち時計1.49.8は破格の時計で
過去5年でも抜けて早い時計で、2015年のコパノリッキー1.50.9よりも早い…コパノリッキーは58キロではあったが東海Sの過去のレースと比べても非常に早い時計
更に以下をご覧ください
2018チャンピオンズC
ルヴァンスレーヴ1.50.1
2017チャンピオンズC
ゴールドドリーム1.50.1
2016チャンピオンズC
サウンドトゥルー1.50.1
チャンピオンズCの最速勝ち時計です。インティは同じコースで1分50秒を切ってきました。勿論格式が違いますし、何よりチャンピオンズCと比べると斤量が1キロ軽いです。レースの質も違うかもしれません。ただタイムアタックの側面が強いダート戦ではある程度以上の担保になりますし、東海Sはこっちはこっちで冬場のダート戦…冬場のダートは時計は出にくいです…
結論
インティは東海Sでの内容、走破時計から考えてG1級の能力は既に持ち合わせていると判断します。また、今回は出走してきませんが、チュウワウィザードもG1級の力があると判断します
という事でインティの能力についてはかなりの評価をしたいと思います。競馬内容、時計面の比較から能力は今回のメンバーで最上位の評価です。後は距離が縮まる点と芝スタートが課題でしょうか。それもあまり心配はしていないのですが……
今回のメンバーを見渡すと芝スタートさえこなせばハナは取れそうなので後は枠ですかね
コパノキッキング
コパノキッキングの課題は距離…これは正直かなり厳しいと思います。根岸S時には距離は心配ないと書きました。これについては根岸S週での展望をご覧下さい。ただマイルは…というより芝スタートがかなり不安だと思います。かなり上手く溜めて乗らないと最後はバテるような気がしますが…
ゴールドドリーム
年齢と共に少し反応が鈍くなっているのか?東京大賞典でのあの反応の悪さは休み明けのものなのか?仕上がり自体は悪くはなさそうではあったので後者ならまだ走れると思いますし、前者なら黄信号
個人的には可能性としては前者の方もあると思いますが……状態は今回は良さそう
とりあえず今回は以上になります